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コードにコメントすべきこと

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コメントの目的

コメントの目的は、書き手の意図を読み手に知らせることである。

コードを理解するのに役立つものならとりあえず書いておくのがよい。

コメントしなくてもいいこと

コードからすぐに分かることはコメントに書かない

コメントを書けば行数が増える。すなわちコード量が増えるということであり、新しい情報を提供しないコメントは価値がなく、不要である。

適切に責務を分離して小さくメソッドを作るようにしたら、そもそもコメントが必要にならない場合もある。前提として、コメントが無くても理解できるコードが理想である。

自分の考えを記録する

ここはこういう考えでこういう記述をした、というコメントを残しておく。

コードを読めば何をやっているかは分かっても、何のために何でその実装なのかは分からない。初見のソースコードでは、Why を記したコメントが道標となる。

読み手の立場になって考える

コードを書き終えた後に、そのコードを初めて読む人の視点でコードを読み直してみる。そこで疑問に思いそうなこと、勘違いしそうなことがあったら、コメントを残しておくのがよい。コードを理解するための前提、またはコードがやっていることの要約を書くことが多い。

コメントは簡潔に

明確に、簡潔に。


参考文献